CLJでは2020年11月に日本製の自社ブランド第一弾商品をアメリカで販売開始し、
約2年で5商品での月売上400~500万円、各送料・手数料、広告費を引いた利益率で25~30%となりました。
今後は商品数、販売国を増やしていこうと計画しています。

今回は準備期間も含めて時系列的にどのような事をやってきたのかを記事にさせていただきます。

時系列で並べるとこのような流れです。
2019/3まで 日本の展示会に多数訪問
2019/4 香港、上海の展示会に行き始める
2019/9 複数の取り扱いジャンル候補を決定 → 国内のメーカー・卸の担当者さん達に連絡を取る
2019/11 複数ジャンルの商品を販売し、分析
2020/3 取り扱いジャンルを決定
2020/4 商品(他社ブランド)を複数販売(約30商品)
2020/7 その中で特にニーズが高く、自社ブランド商品とする条件に合致するものを商品化候補として選定
2020/7 日本で商標登録
2020/11 自社ブランド商品第一弾販売開始 → 2021年5 第9弾まで続く
2021/6 小規模事業持続化補助金採択 → ブランド動画、画像、パッケージデザインなどを作成
2022/3 アメリカとオーストラリアで現地在庫・現地配送の仕組み化・ツール化
2022/4 損害損保ジャパンとebay用PL保険を開発し、販売代理店登録
2022/9 Japanブランド補助金 不採択

もともと展示会に行くのが好きで国内の展示会には年に5回以上は行っていました。
自社ブランドを立ち上げようと決めてから、
最初は香港や上海の展示会に行っていたのですがどうもしっくりきません。
ずっとebayで海外向けに販売していたので日本製の商品を海外に販売する方が自分に合っていると感じ、それまで何年も行っていた展示会で名刺交換や情報交換を行っていた会社の担当者さん達に連絡をしたのが2019年9月です。

そこからテスト販売として複数ジャンルの他社ブランド商品を販売しました。
この時、広告を使わずに販売し、売れ行きがよい商品に絞っていく作業を行います。

まとめると自社ブランドを海外で展開するのに必要だと思っていることはこのような内容となります。

①情報収集(リサーチ)
②取扱ジャンル候補を選定→テスト販売
③取扱ジャンル決定→テスト販売
④商品化
⑤クリエィティブ(文章、動画、画像等)
⑥物流の構築(在庫場所、海上保険、通関、国際輸送、輸入者、現地輸送、返品対応)
⑦広告運用
⑧商標取得
⑨PL保険加入
⑩現地規制への対応

これらの順番は会社や人によって異なるはずです。
最初から「⑧商標取得」と「⑨PL保険加入」を実施する会社もあるでしょう。
また、商品や販売する国によっては「⑩現地規制への対応」など不要なこともあります。

既にブランド化されている他社商品を新品や中古で販売することも利益を上げることは可能ですが、
自社の商品として販売する事も大変ですが非常にやりがいがあり、そして何よりも安定した高収益を出すことが可能です。

手間暇も資金も必要ですので、誰でも簡単にという訳にはいきませんが、
eBayで資金とノウハウが身についた方には1つの収益の柱としてぜひ挑戦して欲しいです。